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 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、日本政府は22日、米国からの入国を制限する方針を固めた。米国からの入国者は日本人を含め、ホテルなど検疫所長の指定する場所で2週間待機し、公共交通機関を利用しないよう要請する。週内に運用を始め、当面、4月末まで行う。

 政府関係者が明らかにした。米国での感染者数が急増していることを受けての対応で、23日の国家安全保障会議(NSC)の緊急事態大臣会合で決定し、同日に開く新型コロナウイルス感染症対策本部で表明する。発行済み査証(ビザ)の効力停止などビザをめぐる措置は取らない。

 また、外務省は22日、米国全土を対象に「感染症危険情報」を、4段階のうちの上から3番目にあたる「レベル2」(不要不急の渡航をやめるように呼びかけ)に初めて引き上げた。

 日本はこれまでもレベル2に引き上げた国から、今回と同様の入国制限を順次導入。中国や韓国のほか、東欧の5カ国を除く欧州の全域とイラン、エジプトがすでに対象となっている。