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 アイヌ文様の入った手作りの布マスクが北海道登別市役所の売店で売り出され、すぐに品切れとなる状態が続いている。ししゅうの文様には「病気を体に入れない」という魔よけの願いを込めた。マスク不足に加え、レアなお守りとして評判を呼んでいる。

 市役所1階の売店に16日朝、1枚550円(税込み)で20枚を並べると10分ほどで売り切れた。翌日からも入荷した10枚ほどがすぐになくなった。「入荷前に来た人に整理券を配っています」と同店。

 作っているのは登別アシリの会(芳賀美津枝代表)の会員7人。先月初め、登別市議の一人から依頼されて作製したところ、口コミで評判となった。マスク不足で困っている人の役に立てば、と販売を始めた。

 マスクはシーチング生地とさらしの2種類。アイヌ文様は10種類。伝統のモレウ(渦巻き)やアイウシ(とげ)などを組み合わせている。赤や緑、オレンジなど次々と色が変わるグラデーションと呼ばれる糸を使用。輪をつなげた鎖のようなチェーンステッチで仕上げている。

 芳賀代表によると、文様のとがった部分の角は病気を体に入れない魔よけ、一筆書きのように一本の糸での縫い取りは安全に家族が帰ってくるように、との思いが込められているという。

 すべて手作りで1枚をししゅうするのに約1時間かかる。ミシンで仕上げ、1日に1人がマスク3枚作るのがやっと。日産20枚ほどのペースだ。

 同会の直売も含め3日間で計約…

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