北東アジアにおける中国のミサイル脅威は、どう日米同盟を変えようとしているのか。オバマ米前政権で核・ミサイル防衛担当を務めたブラッド・ロバーツ元国防次官補代理に聞いた。
――北東アジアの安全保障環境をどう見ていますか。
「北朝鮮は徐々にだが、着実に弾道ミサイル能力を進展させている。中国は大陸間弾道ミサイルの部隊は小規模だが、以前は保有していない(戦略爆撃機や大陸間・潜水艦発射弾道ミサイルなどの)戦略ミサイル攻撃能力を持ち、近代化した指揮統制や早期警戒システムを持つ。日本や在日米軍、海上の米艦艇を攻撃できる地上配備型の短・中距離弾道ミサイルを中国は約1900発保有しているが、米国の保有数はゼロだ」
――中国や北朝鮮のミサイル能力に対し、日米の弾道ミサイル防衛システムは依然有効なのでしょうか。
「もちろん有効だ。ミサイル防…
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朝日新聞国際報道部