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 報道写真誌「DAYS JAPAN」を発行していたデイズジャパン社(東京)が、東京地裁に破産を申し立てたことがわかった。長く編集長を務めたフォトジャーナリスト・広河隆一氏が、アルバイト女性らに性暴力を重ねたと第三者委員会の調査で認定され、女性側からの損害賠償請求に対応しきれなくなったという。

 申し立ては19日付。同社はホームページで「ハラスメント被害に遭われた複数の方から、当社の残余財産を上回る金額の損害賠償請求がありました」「限られた財産を被害者に公平に分配するには、裁判所による破産手続きに委ねることが最良であると判断しました」などと説明した。

 広河氏をめぐっては、2018年12月に週刊文春の報道で性暴力の疑惑が浮上。同社が作った有識者による検証委員会は04~17年、広河氏が社員やボランティア、アルバイトの女性らに性交の強要や裸の写真撮影などを行ったと認定していた。(阿部峻介)