拡大する写真・図版森友学園問題の財務省の公文書改ざんをめぐり自殺した近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻の自筆メモ。妻は国などを相手取り提訴し、赤木さんの「手記」も明らかになったが、麻生太郎財務相が問題の再調査をしない方針を表明し、安倍晋三首相が否定的な姿勢を示したため、メモを公表した=妻の弁護団提供

[PR]

 森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざん問題。23日の参院予算委員会で福山哲郎氏(立憲民主党)は、改ざんを苦に自死したとされる財務省近畿財務局職員が書いたという手記を読み上げ、遺族が真相究明を求めて国などを提訴したことに対する感想を、安倍晋三首相に問うた。

 首相は「大変痛ましい出来事で、本当に胸が痛む思いでありました。改ざんはあってはならず、再発防止を徹底していくものと考えております」などと、手元の紙を読み上げた。福山氏は「なんでこんな場面で、官僚が書いた紙を読むのか」と批判した。

 福山氏はまた、麻生太郎財務相に対し、「これを読んでも再調査しないという考えに変わりないか」と質問。政府として事実関係を改めて調査する考えがあるかただした。麻生氏は「手記と(財務省がまとめた)調査報告書に大きな齟齬(そご)はない。実質的な違いがあると思っていないので、再調査は考えていない」との認識を示した。

自死職員妻のメモ公表「再調査しないと発言する立場ではない」

 立憲民主党の福山哲郎氏は参院予算委員会で、森友学園への国有地売却をめぐる財務省の公文書改ざんに加担させられたとして自ら命を絶った近畿財務局の赤木俊夫さん(当時54)の妻のコメントを読み上げた。

 同様の内容を記した直筆のコメ…

この記事は有料会員記事です。残り267文字
ベーシックコース会員は会員記事が月50本まで読めます
続きを読む
現在までの記事閲覧数はお客様サポートで確認できます
この記事は有料会員記事です。残り267文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。残り267文字有料会員になると続きをお読みいただけます。