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もっと知りたいフィギュアスケート②

 華やかに演技し、採点で争うフィギュアスケート。「フィギュア(figure)」を直訳すると、「図形」という意味になる。競技名が、速さを競うスピードスケートなどと比べて分かりにくい理由は、氷上に図形を描く精度を競う「コンパルソリー」(規定)という種目があったからだ。

 スケートの起源は石器時代といわれる。凍った河川や湖の上を動物の骨などを「スケートの刃」(ブレード)にして滑っていたとされる。ブレードはやがて木製に変わり、金属製に。17世紀に入ると、オランダの貴族が両腕を胸の前で組んで優雅にカーブを描く「ダッチロール」という滑走法を楽しんだ。素早く移動するためではない滑り方が、生み出された。

 ダッチロールがイギリスに渡ると、貴族らの間で発展した。8の字などの幾何学的な図形を正確に描き、滑走中の動きなどが滑らかだったかを競うコンパルソリーへと進化していった。1896年にロシアで開かれた第1回世界選手権は音楽に合わせて滑るフリー演技と、コンパルソリーが行われた。

 だが、フィギュアの語源となっ…

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