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 南米コロンビアの法務省は22日、首都ボゴタの刑務所で脱走の試みがあり、少なくとも23人の受刑者が死亡したと発表した。受刑者は、刑務所内の衛生環境が悪く、新型コロナウイルスへの対策が不十分だと訴えていたという。だが、法相は「刑務官を含め感染者はおらず、刑務所の隔離はできていた」としている。

 発表や現地報道によると、暴動は21日夜から22日未明にかけて起きた。暴動は鎮圧され、受刑者23人が死亡したほか、刑務官を含め約90人が負傷したという。

 受刑者らは刑務所内の衛生環境の改善や新型コロナウイルス対策を進めるよう当局に抗議していたと、支援団体などは訴えている。

 コロンビアでは22日までに231人の感染が確認され、2人が死亡した。(サンパウロ=岡田玄)