シリアで初の感染者、海外から来た20代 現地報道
イスタンブール=其山史晃
内戦が続くシリアで、アサド政権が22日、新型コロナウイルスの初の感染者が確認されたことを明らかにした。シリア国営通信によると、感染者は海外から来た20歳代の人物で、シリアに入った時点では症状がなかったという。感染者が見つかった場所などは明らかにされていない。政権は公共交通機関の停止などの感染拡大防止の措置をとっている。
反体制派の在英NGO「シリア人権監視団」は22日、アサド政権の支配地域であるシリア東部デリゾール県で、政権を支援するイラン系の民兵ら15人が陽性だったと伝えている。(イスタンブール=其山史晃)
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