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 23日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前週末より334円95銭高い1万6887円78銭。大幅に下がった銘柄を買い戻す動きがあったが、新型コロナウイルスの感染拡大による影響への懸念から荒い値動きだった。

 日経平均は朝方、値上がりで始まり、下落に転じる場面があったが、午後には一時1万7000円台を回復した。非鉄や鉱業など、これまで大きく値下がりした銘柄を買い戻す動きが目立った。一方で、東京五輪の延期が検討されていることから、全日本空輸が8%下落するなど、一部の銘柄が売られた。

 アジア市場では、韓国が約5%、シンガポールが約7%下落するなど軟調に推移している。証券大手のアナリストは「海外の機関投資家が売りを出した一方で、年金資金の買いも入り、東京市場は方向感のない値動きになった」と話した。