[PR]

 江戸時代の人骨の歯に残っていた歯石のDNAから、当時食べられていた植物が科や属のレベルでわかったと、琉球大や東京大などの研究チームが発表した。過去の人々の食事や風俗といった暮らしぶりを解き明かすのにDNAが役立ちそうだ。論文は学術誌プロスワン(https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0226654別ウインドウで開きます)に掲載された。

 琉球大の澤藤りかい研究員(現・総合研究大学院大所属の日本学術振興会特別研究員)や東大の植田信太郎名誉教授らは、東京都江東区で発掘された江戸時代後期の町人の骨13体の歯から、歯石のDNAを抽出。どんな植物のDNAが含まれているかを調べた。歯垢(しこう)が固まった歯石には、口にしたもののDNAが見つかることが最近の研究でわかってきていた。

拡大する写真・図版歯に付着していた歯石=澤藤さん提供

 研究によると、8体の歯石から米(イネ)のDNAが得られた。また、大根やシソ、ネギ、栗、ニンジン、カボチャなどの可能性が高い7科と9属に含まれる植物のDNAも、特定の配列を植物の識別に使うDNAメタバーコーディング法で見つかった。当時の書物と照らし合わせたところ、いずれも江戸時代に食べられていたと考えられるという。

 タバコ属のDNAも見つかり、…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら