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 重篤な患者を受け入れる集中治療室(ICU)。入室した患者は回復しても、治療中の筋萎縮(筋肉量の減少)で、その後の社会復帰に影響が出る。そんな患者と接してきた徳島大学病院の中西信人医師(35)(大学院医歯薬学研究部助教)が「筋萎縮ゼロプロジェクト」の取り組みを始めた。患者に負担をかけずに筋肉量を測定し、早期のリハビリテーションにつなげる狙いだ。

 「医学の進歩で救命率は向上しているが、筋肉が衰えていれば、退室後の社会復帰が難しい」と中西医師は話す。ICUで治療を受ける患者の筋肉が萎縮し、手足がみるみるうちにやせていく様子を目の当たりにしたという。

 西村匡司教授(現・県立中央病院長)のアドバイスで、ICUの患者の筋肉の萎縮を、超音波(エコー)で測定した。結果、入室3日目には筋萎縮が起き、重症患者の筋肉の1日当たりの減少量は上肢0・7~2・4%▽横隔膜1・1~10・9%▽下肢1・2~3%。体が炎症を起こしていることや薬の副作用、高血糖などの疾患の影響などが原因として考えられた。

 ただ、エコーによる測定で筋肉…

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