[PR]

 バスケットボールB1の島根スサノオマジックは、パワハラ行為でBリーグから2カ月の職務停止処分を受けた鈴木裕紀監督(42)が20日付でゼネラルマネジャー付き特任コーチとして復職したと発表した。今季は試合や練習に直接関わることはなく、引き続き河合竜児アソシエイトコーチが監督代行としてチームの指揮を執るという。

 チーム運営会社の中村律・代表取締役COOが23日に会見し、復職の経緯を説明。鈴木氏が深く反省の態度を示しているとした上で「B1残留に向けて選手や指導者として多くの経験を積んできた(鈴木氏の)知見を生かしたいと考えた」と述べた。鈴木氏は当面の間、フロントに身を置いて、試合でベンチ入りしたり、選手を指導したりすることはないという。

 チームの公式ツイッターには鈴木氏の復帰に批判的なコメントもあるが、中村COOは「批判は真摯(しんし)に受け止めて信頼回復に向けて地道にやっていく」とし、鈴木氏が今後、ブースター(ファン)に直接謝罪する場を設ける方針だという。

 鈴木氏は、球団を通して「被害者の方に心よりおわび申し上げる。自分の至らなかった部分を見つめ直し、今まで以上の覚悟を持って今後の活動に取り組む」とのコメントを出した。鈴木氏は、選手やスタッフにパワハラ行為を繰り返したとして、Bリーグから1月20日から2カ月間、公式戦に関わるすべての職務停止処分を受けていた。(浪間新太)