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 滋賀県立玉川高校(草津市)で受けたいじめが原因で不登校になり、3年前に退学に追い込まれたとして、元生徒の男性と保護者が県教育委員会に訴えた問題について、県教委の第三者委員会「滋賀県立学校いじめ問題調査委員会」(委員長=山本久子弁護士)はいじめの事実を認め、学校の対応の遅れを批判する報告書をまとめた。県教委に24日、答申した。

 調査委は、当時1年生だった元生徒が2017年5~7月ごろ、①同じ部活の生徒たちに自分の携帯電話を操作され、元生徒になりすまして無料通信アプリ「LINE」のクラスグループから勝手に文書を投稿された②その結果、クラスの生徒たちから避けられた可能性があった③食べ残しのパンなどを同じ部活の生徒からカバンに入れられた④自転車のサドルを前後逆にされた――ことの4件をいじめと認定した。

 元生徒はいじめに遭っていた6月から不登校となって計46日間欠席し、11月に退学した。昨年4月に保護者が県教委に、いじめを訴えた。このため県教委は、いじめ防止対策推進法の「重大事態」に該当するとして、7月に調査委に諮問した。

 調査委によると、当時の同級生…

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