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 山形市と山形東高校は24日、地域課題の研究や地域活動で連携する協定を結んだ。山形市が高校と、同校が自治体と協定を結んだのはそれぞれ初めてという。

 山形東高は、生徒が自ら課題を見つけて解決策を探る探究型学習に力を入れている。廃校の活用や健康増進策などを研究テーマとした生徒に助言や指導をするため、市は今年度、最大14人の職員を同校に派遣。山形国際ドキュメンタリー映画祭では同校の生徒が企画に参加するなど、協力関係が徐々に深まっていた。

 協定は、こうした取り組みをさらに進めるのが狙い。佐藤孝弘市長は「近くにあって協定がなかったのが不思議。地域の文化をより知ってほしいし、我々が思いつかない若者のアイデアをいただければ」。

 佐藤俊一校長は「産業、文化、経済、観光、福祉――。市役所はあらゆる分野で生きた教材の宝庫。探究型学習の推進と、地域課題に立ち向かう若者の育成に協定をフル活用する」と話した。(上月英興)