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 新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、神奈川県は24日、県主催のイベントなどを原則中止か延期するとした基本方針の期限を、今月末から4月24日に延長すると決めた。自粛期間を4月中まで延ばす動きは、相模原市など県内の自治体にも広がる。

 県の基本方針の延長は、感染症への対策本部会議で決まった。県の説明によると、専門家会議の見解を踏まえて、国が今月20日、大規模イベントは引き続き慎重な対応を求めたことを受けた措置という。これを受け、県立スポーツ施設の屋内施設の利用休止も4月24日まで、県立図書館(横浜市西区)などの社会教育施設の臨時休館は当分の間、延長すると決まった。

 また、県は推計される患者のピーク時(外来で1日3万207人、入院1万4519人)に対応できる県内の医療体制について、25日に公表すると明らかにした。患者を重点的に受け入れる「重点医療機関」を設ける方向で調整している。

 黒岩祐治知事は、対策本部会議の終了後に取材に応じ、小池百合子都知事が可能性に言及した「首都封鎖」について、「東京・神奈川の一体感は計り知れないくらい大きいので、都と連携したい」と述べた。(茂木克信)