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 新型コロナウイルスの感染拡大で、開催時期の延期検討が始まった東京五輪。延期とするなら時期は、考えるポイントは。識者に聞いた。

有森裕子さん「調整は社会全体で合意を」

拡大する写真・図版有森裕子さん(株式会社アニモ提供)

 〈バルセロナ五輪の女子マラソンで銀、アトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子さん(53)の話〉 

 開催時期の調整は、選手の気持ちもあるが、選手ファーストというよりも、社会全体で合意をとる「社会ファースト」で考えるべきだと思う。できる限り無理がでる形になってはいけない。これまでは開催を巡る議論の説明や明快な言葉がなく、時間だけが経過して不安と不信感を生んでいた。1年以内という方向性が示されたことはよかったが、決まっていないことも多い。なるべく早く、一つずつ、わかりやすい説明とともに準備を進めてほしい。

 特に選手目線から考えると1年…

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