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 ウニなどの「高級食材」は値崩れ、サバなどの青魚は好調――。新型コロナウイルスの感染拡大が、海産物の売れ行きに影響を与えている。宴会などの自粛が広がる一方、家で食事をする機会が増えたためとみられるが、卸売業者らは「先が見通せない」と漏らす。

 19日午前4時15分、大阪市福島区の市中央卸売市場。競り人の一人が手にしたベルを鳴らし、マグロの競りが始まった。「さぁー」と低い声で呼びかけると、仲買人たちがマグロと台の上に立つ競り人を囲んだ。

 この日、本マグロ12本などを競りにかけた水産物大卸の「大水」によると、新型コロナの影響で、マグロを含めた全体的な売り上げは半分ほどに落ち込んでいるという。児島実・大阪本場支社長は「はよう新型コロナの騒ぎが収まってくれんと」と肩を落とす。

 特に影響を受けているのが「高級食材」だ。

 大水によると、宴会を自粛する…

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