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 オリンピック(五輪)のサッカーチームは、原則23歳以下で構成される。1年程度の延期が決まった東京五輪が来年開催されれば、1997年生まれで今年12月31日時点で23歳の選手は出場権を失う。3人に限られるオーバーエージ枠でしか出場できない。

 複数の五輪候補選手を抱えるJ1鹿島。延期決定から一夜明けた25日、五輪候補選手が胸中を明かした。来年8月に24歳となるDF町田浩樹(22)は「まだどうなるか分からないので複雑な気持ちがありますけど、出たい気持ちはある。24歳以下になってくれたら、うれしい」と現行ルールの変更を希望した。

 来年も出場権を持つ98年生まれの選手は複雑な表情を浮かべた。DF杉岡大暉(21)は「チームを引っ張ってくれた上の世代が出られないとなれば、残念。制限が変わらないのであれば、僕ら98年生まれがやっていかないといけない」。FW上田綺世(21)は「2年間かけて準備してきたチーム。編成は崩れるけれど、やることは変わらない。下を向く必要はない。また一つ殻を破って、(五輪に)臨めたら」と話した。(吉田純哉)