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 次世代の高速移動通信方式「5G」のサービスが始まった。25日には国内で初めてNTTドコモが開始し、KDDI(au)とソフトバンクも週内に始める。スマートフォンを使ったサービスの高度化だけでなく、工場や医療などでも幅広く活用できると期待されており、携帯大手は他業種との連携を深めている。

 KDDIが東京・虎ノ門に置く先端技術の開発拠点「デジタルゲート」には、5Gを使った遠隔手術の疑似体験ができる設備がある。専用のレバーを操作し、モニターに映し出された人の脊椎(せきつい)を模した画像の上を針でなぞると、即時に骨のでこぼことした感触がレバーを介して手に伝わる。人命に関わる医療現場では、通信の正確性が極めて重要になる。通信の遅延時間が短く、正確に操作できる5Gの技術の採用が期待される。

 5Gは遅延が短いほか通信速度が速く、多くの機器に同時接続できるという特徴も備える。従来の4Gではスマホを起点としたサービスが多かったが、5Gでは産業機器への応用が広がりそうだ。従来の携帯電話ビジネスから事業を広げるため、携帯各社は異業種と連携し、新たな収益源として育てようとしている。

 総務省によると、5Gの普及で…

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