拡大する写真・図版隙間なくつるされた「くくり猿」を背に、記念撮影をする女性たち=京都市東山区、佐藤慈子撮影

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 あちこちに「猿」がいる寺が京都・祇園にある。疫病や災難がサル。願いをかなえるため、全国から観光客が詰めかけるようになった。

拡大する写真・図版八坂庚申(やさかこうしん)堂の「見ざる・言わざる・聞かざる」=京都市東山区、佐藤慈子撮影

 石畳の坂道が続く京都市東山区の八坂(やさか)通。正面にそびえる八坂の塔に向かって上っていくと、観光客らが吸い込まれるように入っていく朱色の門がある。屋根には三猿の像。日光東照宮(栃木県日光市)の彫刻で知られる「見ざる・言わざる・聞かざる」だ。

拡大する写真・図版境内には、願いごとが書かれた「くくり猿」がびっしり=京都市東山区、佐藤慈子撮影

 門をくぐると、そこは別世界。寺の境内とは思えないほど色彩豊かだ。赤、青、黄などのお守りが無数につるされ、それを背景に記念撮影する着物姿の観光客が後をたたない。

 八坂庚申(こうしん)堂として親しまれている金剛寺。中国から伝わり、仏教と合流した庚申信仰を今に伝える。庚申は「かのえさる」とも読み、60ある干支(えと)の組み合わせの一つ。本尊の青面金剛(しょうめんこんごう)の使いも猿という。

記事後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や会員限定のプレゼントもあります。

拡大する写真・図版「八坂の塔」と親しまれる法観寺へと続く道。家の軒先には、「くくり猿」がつり下げられている=京都市東山区、佐藤慈子撮影

 カラフルなお守りも「くくり猿…

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