[PR]

 日本エネルギー経済研究所石油情報センターは25日、23日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)が1リットルあたり前週より3・9円安い139・6円だったと発表した。値下がりは9週連続で、この間で12円下落した。140円を切るのは2年4カ月ぶり。

 2週連続で47都道府県すべてで値下がりした。石油元売り各社は先週末にガソリンの卸価格を8・5~9円引き下げたが、小売りへの価格転嫁が遅れているとみられる。今週末の卸価格はさらに3円引き下げると小売店に通告しているもようで、来週の店頭価格は大きく値下がりする可能性がある。

 ガソリンの原料となる原油価格は、国際指標となる米国産WTI原油の先物価格が一時、約18年ぶりに1バレル=20ドルを下回るなど軟調に推移している。新型コロナウイルスの感染拡大によるエネルギー需要の減少に加え、石油輸出国機構(OPEC)が協力産油国に持ちかけた減産強化の協議がロシアの反対で決裂。世界最大の石油輸出国サウジアラビアなどが増産姿勢に転じたことが背景にある。(桜井林太郎)