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 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線の沿線自治体の首長らでつくる「ごめん・なはり線活性化協議会」は25日、高知県安芸市内で総会を開き、2020年度の事業計画などを決めた。20年度に新設する「あき総合病院前駅」の整備費を約2億4千万円とする議案も承認された。

 あき総合病院前駅は安芸市内の安芸―球場前駅間に21年4月の開業を目指し整備する。協議会事務局によると、整備費は最大の見込み額で、消費税分を除いた約2億2千万円の最大3分の1を国が補助し、県も設計費の3分の1を補助する。残りは沿線自治体と県が拠出する安芸市鉄道経営助成基金を充てる。

 出席者からは整備費が当初の見込みから増えた理由を問う声があり、事務局は駐輪場の整備やJRとの連絡に伴う改修に費用が増えると説明した。

 新型コロナウイルスにより、3月上半期の運輸収入が前年比約5~6割減と落ち込んでいるとして、基金から土佐くろしお鉄道に運転資金約2億8千万円を貸し付ける時期を2カ月前倒しして4月とすることも了承された。(清野貴幸)