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 2017年の衆院選をめぐり、前法相の河井克行衆院議員(自民)の選挙運動を担った車上運動員が、公職選挙法が定める上限を超えた日当を陣営から受け取ったと広島地検に供述していることが、関係者への取材でわかった。妻の案里参院議員(自民、広島選挙区)の参院選をめぐる同法違反(買収)事件でも同様に違法な報酬が支払われていたとされ、広島地検は夫妻の過去の選挙についても確認を進めている。

 17年の衆院選は10月22日に投開票。克行氏は広島3区で立候補し、7選を果たした。陣営が広島県選挙管理委員会に提出した収支報告書によると、車上運動員2人に対し、法定上限の日当1万5千円が活動日数分支払われたことになっている。この2人はともに昨年7月の参院選で案里氏の車上運動員も務めていた。

 関係者によると、車上運動員2人は広島地検の任意での事情聴取に対し、衆院選で法定上限を上回る報酬を受け取ったと説明したという。また陣営関係者は、この2人のほかにも数人の車上運動員に、法定上限を超える報酬が支払われたと取材に証言。県選管に届け出ずに、違法な報酬が支払われたことになる。

 この陣営関係者によると、この2人には2種類の領収書が用意されたという。1枚は収支報告書の記載通り、車上運動員として法定内の報酬額だった。これとは別にもう1枚の領収書があったといい、これが違法な報酬だった疑いがある。こうした2種類の領収書が用意される手法は、案里氏の参院選のほか、別の陣営関係者が14年の克行氏の衆院選でも同様だったと取材に証言している。

 朝日新聞は22日、克行氏の事…

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