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 26日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に値下がりして始まった。前日終値からの下げ幅は一時、900円を超え、1万9千円を割った。東京都内で新型コロナウイルスの感染者数が急増し、小池百合子都知事が週末の「不要不急の外出」を自粛するよう要請したことなどから、警戒感が再び高まりつつある。

 午後1時時点は、前日比637円89銭安い1万8908円74銭。週末の外出が控えられるとの懸念から、駐車場やカーシェアを展開するパーク24や、商業施設を運営する不動産関連の銘柄が売られている。前日に業績見通しの下方修正を発表した丸紅やTDKなども大きく値を下げているほか、鉄鋼や小売り関連でも売りが先行している。

 日経平均は前日までの3日間で約3千円上昇。特に25日は1454円値上がりし、1日の上げ幅としては26年ぶりの大きさとなった。市場では「(26日の反落は)暴落相場の中での典型的な反動だ。都の自粛要請も心理的な重荷となっている。しばらく下値を探る動きが続く」(国内証券)との声が出ている。

 26日の東京外国為替市場では円相場は午後1時時点で1ドル=110円69~70銭と、前日午後5時時点と比べ77銭の円高ドル安で推移している。(笠井哲也)

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