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 済生会長崎病院(長崎市片淵2丁目)で昨年8月、長崎市の80代女性の体内にペースメーカーを入れる手術をした際、患者の体内にガーゼが残る医療事故があった。ガーゼは今年1月に取り出し、経過は良好という。

 25日に病院側が記者会見を開いて説明した。

 執刀したのは30代の男性医師。今年1月下旬、手術痕が腫れるなど感染症の症状が見られたため、長崎大学病院に移ってペースメーカーを入れ直す手術をした際、左胸にガーゼ(縦横30センチ)が1枚見つかり、取り出した。止血用だった。

 ガーゼはX線対応ではなかったため、術後のレントゲン検査でも見つからなかった。済生会病院は、ガーゼの枚数確認を徹底し、X線対応のガーゼを使うなどの再発防止策をすでに講じているという。衛藤正雄院長は「患者さまには大変申し訳ない。今後は二度と同様のことがないよう、医師や職員への安全教育を徹底する」と話した。(弓長理佳)