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 新型コロナウイルスの感染拡大で株価が乱高下し、公的年金の積立金の運用損を懸念する声が上がっている。過去最大級の損失になる可能性も指摘されているが、どう考えるべきなのか。

 年金保険料の「貯金」にあたる積立金は、厚生労働省が所管する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)が、国内外の株や債券で運用している。

 公的年金の給付には、年に約50兆円かかるが、大半は現役世代の保険料と税金でまかなえている。積立金には、少子高齢化で現役世代が減って受給者が増えるなか、足りない分を補う役割がある。そのため、仮に一時的に大きな損失が出ても、年金が払えなくなるわけではない。

 積立金の運用資産額は昨年末時点で168兆円と、積立金だけでも年金給付を3年以上まかなえるほどの額がある。2018年度に年金給付にあてられたのは約7300億円だった。

 ただ、運用の見込みが狂い続け…

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