マスク買えない、並ぶのもやめた それでも使わない1枚

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斉藤佑介
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 3月はじめ、朝5時半。埼玉県ふじみ野市に住む女性(42)は、地元のドラッグストアで開店を待っていた。かじかむ手をこすりあわせていると、店先でたばこを吹かす中年男性の視線に気づいた。

 「何かあるの?」。そう声をかけられ、「マスク買いたいんです。花粉症がひどくて」と答えたが、「大変ですね」とだけ言って男性はいなくなった。

 マスクを探し求める日々が続いていた。早朝から近場のドラッグストアを3軒回ったり、深夜に入荷するらしいと聞きつけて午前0時のコンビニに走ったり。それでもマスクは手に入らず、鼻や目のかゆみはひどくなるばかりだった。

 1時間ほどが経っただろうか…

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