[PR]

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市唐丹町の小中学生を支えてきた唐丹希望基金(高舘千枝子代表)が3月末、解散する。あの年に唐丹小に入学した12人が今月、唐丹中を卒業し、「震災の年に小学生になった子が中学校を出るまで」の目標を達成した。子どもたちの学校生活を支えた9年間の支援は3500万円を超えた。

 基金は、元高校教師の高舘さん(69)=矢巾町=が9年前、かつての教え子の故郷・唐丹が大きな被害を受けたと知り、子どもたちを救援しようと募金を呼びかけたのがきっかけだった。全国的に報道されて国内外から予想外の募金が集まり、高舘さんらは何度も唐丹小、唐丹中を訪れた。2011~13年度は一定額が集まるたび不定期に、14年度は児童生徒一人ひとりに1万円ずつ、15年度からは卒業時に小学生(8~12人)に7万円ずつ、中学生(10~12人)に12万円ずつを毎年贈ってきた。最終年度の19年度は児童生徒80人全員に12万円ずつを贈った。

 支援者は延べ4419人に上り、9年間の支援総額は3千万円を超えた。震災後に東京芸大が寄付してくれたピアノが修理できなくなるほど傷んだため、昨年末には262万円のグランドピアノを寄付した。

 今月14日にあった唐丹中の卒…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

980円で月300本まで2種類の会員記事を読めるシンプルコースのお申し込みはこちら