愛知)元美術教師、交通事故乗り越え「復活絵画展」

有料記事

松永佳伸
[PR]

 昨年4月、交通事故で頭に大けがを負った愛知県長久手市塚田の絵画作家、寄川桂(けい)さん(64)の復帰絵画展「時空を遊ぶ」が、名古屋市中区錦3丁目の画廊「金工堂」で開かれている。後遺症に苦しみながらリハビリに励み、創作活動を再開した寄川さん。会場には新作を中心に18点が展示され、「個展ができることが奇跡。支えてくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたい」と話す。

 事故は昨年4月26日、自宅近くで起きた。寄川さんが運転する車が道路脇の電柱に激突して大破し、脳挫傷と外傷性くも膜下出血と診断された。すぐに意識は回復したが、事故当時の記憶はないという。

 数日後、入院先の愛知医科大学病院で治療を受けながら、リハビリを始めた。しかし、後遺症による頭痛や吐き気、めまいがひどく、ベッドから体を起こすのもひと苦労だった。そんな時、医師から「何かやりたいことはないか」と聞かれ、「大好きな絵を描きたい」と答えた。紙とボールペンを用意してもらい、1日5分から自画像のスケッチを始めた。

 3週間後に退院。自宅のテー…

この記事は有料記事です。残り531文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!