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 今季のフィギュアスケートは新型コロナウイルスの感染拡大のため、カナダで18日に開幕予定だった世界選手権が中止となり、全日程を終えた。日本スケート連盟が25日に発表した表彰選手のフィギュア部門では、最優秀選手賞にあたるJOC杯に男子の羽生結弦(ANA)が選ばれた。

 羽生にとって、今季ほど苦しんだシーズンはなかったかもしれない。グランプリ(GP)シリーズは第2戦のスケートカナダ、第6戦のNHK杯で連勝し、順調だった。だが、GPファイナルではネーサン・チェン(米)に大差をつけられて2位。フリーでチェンと同じ4回転ジャンプを5本跳ぶ構成にしたものの、ショートプログラム(SP)でのミスが響いた。技と技のつなぎ、曲と調和した完成度に納得していない部分もあった。過密日程に加え、長距離移動の負担。約2週間後の全日本選手権では、シニアになって初めて宇野昌磨(トヨタ自動車)に敗れた。

 復調へ、羽生はシーズン中に異例のプログラムの変更を決断した。平昌五輪で連覇を達成した演目に戻したのだ。

 SPの「バラード第1番」、フ…

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