全校児童から「仲間の活躍」集め 21年紹介続けた校長

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小川崇
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 全校児童から仲間の良いところを募り、子どもたちに紹介してきた校長先生が31日、退職する。通算21年間、毎日作り続けた学級通信・校長通信は、子ども一人一人に焦点をあてるスタイルを貫いた。

 愛知県岡崎市立常磐南小学校の太田一弘校長(60)が、教員生活最後の通信を学校ホームページに24日付でのせた。新型コロナウイルスによる休校で子どもたちには渡せなかったが、お気に入りの金子みすゞの詩を引用し締めくくった。

 「みんないい、とはみんな大切ということ。それぞれの個性や考え方を尊重する、というのが豊かな社会を築く」

 2017年から同小校長を務…

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