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 仕事一筋、たまにすし屋でデートするのが幸せだったのに、今では子どもと星空を見上げることに夢中――。俳優の水野美紀さん(45)は43歳で第1子(2)を出産する前と後の変化を、こう語ります。「まぁいいかの精神」で向き合う子育てについて聞きました。

拡大する写真・図版俳優の水野美紀さん=林敏行撮影

 夫が子どもとお留守番 パニックに……

 ずっと仕事が最優先の生活を送っていました。このままシングルかなと思っていましたが、42歳のときに俳優でイラストレーターの唐橋充(42)に出会って結婚。自然妊娠で翌年第1子を授かりました。

 出産ぎりぎりまで仕事をしていました。産後も2カ月で仕事復帰し、ドラマの撮影をしました。

 子育てと仕事を両立するために、妊娠中に私の実家近くに引っ越しました。夫、実母や義母にSOSを出せるように。保育園は、地域に長く住む母が「ここがいいみたい」と情報収集してくれて。ありがたかったです。

 夫は寝かしつけやオムツ交換など色んな場面で子どもに向き合ってくれる人です。

 そんな夫でも……ということが、子どもが生後2カ月の時に起こりました。

 子どもを夫に任せて私は仕事に。半日経って私が帰ると、やつれた夫が玄関まで飛んでくるなり「もうダメだ」。子どもを私に託してトイレに走り込んだ。用を足すタイミングも逸するほど、泣きやまない、言うことをきいてくれない娘にどう対応していいか分からずパニック状態になっていました。

 間近で私の子どもへの関わり方を見ていて協力的な夫でも、ひとりで向き合うとこんな状況になるのか、と驚きました。経験値が違いすぎるのだろうか、と子育ての主体性について深く考えるようになりました。

 男性が子育ての中心を担っている家庭もありますが、まだまだ母親であることが多い。そんな中で、子育ての本当の大変さを、男性や社会がもっと理解して、母親の孤独や苦労をねぎらって励まして一緒に参加してほしいと心から願うようになりました。

 私は恵まれた環境でしたが、それでも子育ての初期は、今もう記憶にないほどしんどかったですから。

 自然とのふれあいを重視

 私は香川県に生まれ、三重県の田舎で育ちました。田んぼのあぜ道を通って山一つ越えて小学校に通い、夕飯前に畑に野菜もぎにいきました。夫も福島出身で田舎育ち。夫婦で、子どもが自然にふれ合うことを大切に育てています。

 よくキャンプ場や公園の散歩を…

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