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 東京都や大阪府など、週末を控え、不要不急の外出自粛を呼びかける自治体が相次いでいる。新型コロナウイルスの感染者の集団ができ、さらに感染が連鎖、拡大していくと、爆発的な感染が起こることが懸念される。感染拡大を抑えるために外出自粛がなぜ、有効だとされるのか。

 感染拡大のスピードが速いのは、感染しても熱やせきなどの症状がほとんどなく、自覚がない人が出歩いて人と接触したためとみられている。米コロンビア大などのチームが、中国の武漢で移動制限前にこうした人が感染を拡大させた可能性を報告している。

 新型コロナウイルスは感染した人のくしゃみやせき、会話で飛んだしぶき(飛沫(ひまつ))に含まれる。それを周辺の人が浴びたり、ウイルスがついた手すりやドアノブにさわって手を洗わずに顔をさわったりすると、目や鼻、口からウイルスが体に入るリスクがある。

 ウイルスが感染する経路を断ち切るためには、人と人の接触を断つことがいちばんだ。「社会的距離」戦略と呼ばれ、程度の差はあるが、現時点では世界各国で進められている。英国は、不要不急の外出を控える、人と人の距離を2メートル以上離そうと呼びかけた。感染拡大がおさまらないため、生活必需品以外の店の閉鎖など行動制限を厳しくした。

 日本も、政府の専門家会議が市…

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