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 和歌山県岩出市根来の根来寺遺跡の発掘調査で見つかった遺構や遺物を紹介する展示施設が、4月1日から公開される。発掘された半地下式倉庫やつぼなどを型取りして作成した精細なレプリカが並ぶ。勢力を伸ばし繁栄を築いた中世の根来寺の姿を伝え、歴史や文化などを理解してもらうのが狙いだ。

 根来寺周辺には当時、僧侶が住み仏教を学んだ「子院」が300余り立ち並んでいた。子院の敷地の間には、石垣や階段、通路が造成され、排水のための溝もあったという。展示施設では、発掘された半地下式倉庫やかめ、つぼなどの遺物をレプリカで再現して、展示公開する。実物は、劣化のおそれがあるためだ。

 県教委文化遺産課によると、半地下式倉庫は地面を掘り、地下を利用した倉庫で、中には油などを入れた大がめや、みそ、漬物などを入れたおけ、米、生活道具が保管されていたという。ここでは発掘された実物の半地下式倉庫を型取りして、繊維強化プラスチック(FRP)製の実物大レプリカを製作して展示。倉庫に下りていく階段や水を流す井戸、1585年の豊臣秀吉の紀州攻めで焼かれた跡などを精巧に再現している。レプリカの下には、型取りをした実物の倉庫跡が保存されているという。

 また、現地で見つかったつぼや…

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