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 地球規模で猛威をふるう新型コロナウイルスにより、世界の都市で封鎖措置や外出禁止令が出されています。「ロックダウン」とともに最近、海外メディアを中心に目にするようになったのが「ソーシャル・ディスタンシング」(Social distancing)という言葉です。これ、どういう意味でしょうか。公衆衛生が専門で、環境心理学にも詳しい聖路加国際大公衆衛生大学院の大西一成准教授に聞いてみました。

――「ソーシャル・ディスタンシング」ってどういう意味でしょうか

 感染予防戦略を示す言葉で、「感染拡大を防ぐために物理的な距離をとる」という定義がされています。医学論文を調べると、2006年、効果的な薬もワクチンもない感染症のパンデミックに関する論文に初めて使われているのが分かります。

――ネット上では「ソーシャル・ディスタンス」(social distance)という言葉も使われていますね

 「ソーシャル・ディスタンス」と、「ソーシャル・ディスタンシング」は区別する必要があります。

 「ソーシャル・ディスタンス」は、感染症の話というよりは、人間の心理的な距離の話になり、両者は学術的に大きな解釈の違いがあります。

言葉「ソーシャル・ディスタンス」、差別の歴史も

 「ソーシャル・ディスタンス」…

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