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 新型コロナウイルスの影響で臨時休校を実施した県立学校について、奈良県教育委員会は27日、定例委員会で学校再開に伴う方針を発表した。4月1日から部活動などの教育活動を始めるにあたり、感染防止の対応を各校に通知する。

 部活動は近距離の接触を避け、他校との活動は当面の間中止または延期を要請する。入学式は出席者を新入生と教職員、同居の保護者に限る。始業式は校内放送を使い、授業中はこまめな換気を徹底するほか、マスクの着用を推奨する。

 生徒らに登校前の検温を啓発し、発熱や風邪の症状があって登校を控えた場合は欠席日数に含めない。6月までに予定している修学旅行は延期を検討する方針。吉田育弘教育長は、生徒らが登校時に人混みを避けられるよう、学校によっては始業を30分遅らせて登校時間に幅を持たせることなどの検討も要請する、としている。

 生徒や教職員らが感染した場合は当該学校を即座に臨時休校にし、休校期間などを衛生部局と相談して決定する。県学校教育課によると、大和郡山市や香芝市など11市町村の教委は、26日までに部活動などの教育活動を再開している。(平田瑛美)