[PR]

 札幌市と旭川市、小樽市は28日、新たに各管内で1人ずつ、計3人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。旭川市の感染者は2月下旬に感染者として発表があり、自身で市内のとんかつ店主だと公表した70代男性だった。再度陽性が分かったのは道内では初めて。道内の感染者はこの男性を含め、延べ172人となった。

 旭川市や北海道によると、70代男性は先月22日に陽性と確認され入院。検査で2回陰性が確認されたため今月11日に退院し、店には出ず自宅で静養中だった。しかし18日にせきが出始め、27日に再び陽性と確認されたため入院した。

 道感染症危機管理対策本部によると、コロナウイルスの陰性が確認された人が再び陽性になるのは異例。退院時に全快していなかっったか、別のルートからの再感染、肺の奥の不活化ウイルスの検出などの可能性があるという。

 同本部は「まれなケースであり、元患者やその家族らが過度に不安がる必要はなく、通常通り感染に気をつけながら生活してほしい」としている。

 道のまとめでは、28日までの道内の累計感染者172人のうち、治療中は41人(うち重症7人)、全快124人。(斎藤徹、井上潜)