【動画】岩間沈下橋のそばで桜が満開に=笠原雅俊撮影
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 四万十川が華やかな桜の季節を迎えた。全面通行止めが続く高知県四万十市の岩間沈下橋では、橋を一望する高台に咲く2本が満開だ。春風に揺れる淡いピンクの花たちが、沈下橋の開通を待ちわびている。

 岩間沈下橋(長さ120メートル)は橋脚の腐食でV字形に折れ曲がり、2017年秋から全面通行止めが続く。2月17日、橋脚を結ぶ橋桁で1本につながった。

 桜は橋近くの「岩間四万十茶屋」の前にある。1週間ほど前から咲き始め、一気に花開いた。ウグイスの澄んだ鳴き声が花を包む。観光客や若い女性がカメラを向けたり、花越しに沈下橋を見つめたりしている。

 同店の今城千恵さん(61)は「今年もきれいに咲いてくれました。卒業旅行の大学生の姿が目立ちます。もうすぐ花吹雪となって散ります。とてもきれいですよ」。市西土佐総合支所によると、開通は4月20日ごろの見通し。担当者は「ゴールデンウィークには間に合うと思います」と話している。(笠原雅俊)