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 「円形劇場くらよしフィギュアミュージアム」(鳥取県倉吉市鍛冶町1丁目)で28日、山形県米沢市のペーパークラフト作家、中村隆行さん(63)の作品91点を集めた企画展「昭和のかおりに包まれて」が始まった。校庭や通学路、食堂、プラットホームなどの風景に、高さ10~15センチほどの子どもや大人たちを生き生きと配し、どこか懐かしさを感じさせる場面を切り取っている。

 制作を始めて約10年という中村さん。ギターの弦はトレーシングペーパーを使うなど細部まで作り込んでいる。おばあちゃんの家でいとこたちとわいわい遊んだ子どもの頃のお盆の思い出や、大学進学で故郷と東京を行き来した夜汽車の中など、自身の体験をふくらませた作品もあり、「一つひとつにちょっとした物語がある」と話した。

 5月10日まで。常設展示込みの入場料は高校生以上1200円(企画展のみは600円)、小中学生600円(同300円)。(斉藤智子)

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