[PR]

 佐賀県基山町が4月1日から、病気から治りかけの子どもを預かる「病後児保育」を始める。町役場敷地内の保健センターの増築部分に病後児保育室(床面積71平方メートル)を新設した。

 28日、報道陣などに公開された施設は、保育室兼事務室のほか個室を2部屋設け、うち1部屋にはベッドもある。保健師と保育士の2人態勢で子どもの世話をする。

 町では2008年から病後児保育を鳥栖市に委託していたが「町内で預かる施設をつくってほしい」という要望が多かったという。担当者は「病気から治りかけの時期は子どもにとってもきつい時期。親が安心して預けられるよう、しっかり支えていきたい」と話している。

 利用には事前登録や、町指定の「診療情報提供書」をかかりつけ医に発行してもらう必要がある。平日の午前7時15分~午後6時、生後6カ月から小学3年生までの子どもを預かる。利用料は6時間以内千円、6時間を超える場合は2千円。希望者には1人あたり230円で給食も用意する。

 また町役場近くに建設中の「基山っ子みらい館」も4月1日にオープンする。敷地面積は4931平方メートルで、建築面積は1991平方メートル。町立基山保育園(定員230人)が移転してくるほか、園児以外にも対象を広げた「子育て交流広場」も併設される。(大野博)