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 鳥取県教委は、県立高校入試から推薦入試を廃止して、各高校が定める「生徒受け入れ方針」(アドミッションポリシー)に沿った新たな入試制度を設けることを決めた。推薦入試を2022年度までとし、23年度入試からの導入を目指す。

 現行の推薦入試では学力試験などをせずに調査書や面接などで合格者を選抜する。県教委高等学校課によると、24校中17校が実施をしているが、近年では東中部地区で競争倍率が1倍を割る学校も多く、校内選考など中学校への負担も大きいことから、関係者からは推薦入試に代わる入試制度の導入を求める要望が寄せられていた。

 新たな入試制度は、各高校がアドミッションポリシーを定め、求める生徒像を明確に提示することで学校ごとの特色化をはかるほか、受験生にとっても進学後の学びの場がよりイメージしやすくなり、進学先とのミスマッチを防ぐことも期待されるという。推薦入試とは異なり、各校の出願条件に合えば、中学校長の推薦がなくても出願できる。

 実施時期は、推薦入試と同じ2月上旬ごろを予定。20年度中に選抜方法の詳細について検討を進め、21年度の秋ごろには実施する学校や学校ごとの選抜方法について公表したいという。(矢田文)