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 2011年3月に発生した東日本大震災から4カ月後、被災家屋から歴史資料を「救出」するボランティア団体が誕生した。茨城大教授らが立ち上げた「茨城史料ネット」。これまでに文書など約3万点を修復し、整理した資料を2月までに持ち主に返して活動に一区切りを付けた。

 2月下旬。茨城県ひたちなか市湊本町の設備工事業、菊池恒雄さん(90)宅の土蔵に古文書が入った39箱が運び込まれた。茨城史料ネットが12年秋から約8年がかりで修復した約3300点。長男の敏雄さん(57)は「こんなに古文書があったなんて知らなかった」と苦笑する。

 約150年前に建てられたという土蔵は東日本大震災で屋根が落ち、雨漏りするようになった。修理のために収蔵品を整理していた敏雄さんが12年秋、蔵の中にあった大量の古文書の修復を史料ネットに依頼。商家を営んでいた先祖が収集した古文書や帳簿などが保管されていることは聞いていたが、敏雄さんも恒雄さんも震災前はほとんど入ったことがなかったという。

 古文書からは驚きの発見も。戦…

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