[PR]

 来年に延期になった東京オリンピック(五輪)の新たな日程について、来年7月23日開幕の見通しとなった。新型コロナウイルスの収束が見通せないにもかかわらず、早期決定に向けた動きは加速していた。選手が調整しやすいように、との思いとは別に、大会が肥大化し、準備に時間がかかることが背景にある。

 延期決定から2日後の3月26日午後、東京・晴海の大会組織委員会。「まずは日程を決めて欲しい」。延期に伴う実施本部の初会合で、森喜朗会長に対し、幹部級の職員が次々に要望した。ある幹部は「遅くとも来夏までには開く」とした24日の国際オリンピック委員会(IOC)と組織委の共同声明について「開催時期まできちんと決めて欲しかった」と話す。

 五輪の開催都市は従来、原則として開催7年前に決まっていた。準備にそれだけの時間がかかるからだ。

 東京五輪は史上最多の33競技339種目で、出場選手は1万人以上。大会関係者や観戦者を含めると、約1千万人が東京を訪れると見込まれる。100を超える競技・練習会場、大会関係者のホテル4万室以上、バス2千台の借り上げなど、組織委は2014年1月の発足以来、施設管理者や事業者らと交渉を繰り返してきた。ある幹部は「積み重ねてきたものは、ものすごく繊細なガラス細工のようなものだ」と語る。

 競技日程も、「金曜日に開幕し…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら