三越伊勢丹ホールディングス(HD)は30日、三越恵比寿店(東京都渋谷区)を2021年2月末で閉店すると発表した。ネット通販の台頭や周辺施設との競争で、営業赤字が続いていた。19年に売り場の改装を終えたばかりだが、抜本的な立て直しにはならず、収益改善のメドが立たないとして閉店する。約60人の従業員は他店舗などに振り分ける予定で、希望退職は実施しない。

 恵比寿店は1994年に大型複合施設「恵比寿ガーデンプレイス」に開業。売り場面積は約1万8千平方メートル。三越日本橋本店の分店と位置づけ、都市部で食料品や化粧品などを販売してきた。売り上げは非開示。

 三越伊勢丹は地方・郊外店の閉店を進めている。19年に伊勢丹府中店(東京都府中市)と伊勢丹相模原店(相模原市)、今月22日には新潟三越(新潟市)を閉店した。