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経世彩民 益満雄一郎の目

 新型コロナウイルスが世界中をのみこんでいくなか、中国は一足早く国内の封じ込めが見通せる段階に入った。習近平(シーチンピン)政権は外国へ医療援助を申し出るなど、大国としてのアピールに動きはじめている。リーマン・ショックのときのように、「コロナショック後」の世界では中国の国際的な影響力はさらに増しているのだろうか。

 私がいる香港は2003年、重症急性呼吸器症候群(SARS)に見舞われ、約300人が亡くなり、経済も大打撃を受けた。その経験から見えてくるものはないか。そんな問題意識をもって街を歩いた。

 古代中国の宮廷をイメージした竜宮城のような派手な建物が海面に浮かぶ。3月3日、白いクルーザーが停泊する香港島南部のマリーナ。日本人観光客もよく訪れていた水上レストラン「珍宝王国」(ジャンボ・キングダム)が営業停止に追い込まれた。

 「(1997年の)アジア経済…

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