新型コロナウイルスに感染したタレントの志村けんさんの死去について、8月に公演を予定していた名古屋の御園座は30日、「必ず再起して御園座の舞台に立ってくれるものと信じていました」などとするコメントを発表した。コメント全文(原文のまま)は以下の通り。

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 志村けんさんの突然の訃報に際し、お悔やみ申し上げます。

 2006年(名古屋・栄の)中日劇場ではじまった「志村けん一座公演」は、連日大入りで栄がにぎわっていると聞いていてうらやましく思ってました。(18年に)中日劇場が閉館したあと新装オープンした御園座で引き続き上演できる喜びを感じました。

 2018年、2019年の御園座公演も、子供から大人まで老若男女が来場し連日大入り満員で、劇場が大いににぎわいました。名古屋の夏の風物詩として定着した公演でした。

 志村さんも、名古屋のお客さんは反応がいいし、厳しい面もありながら大きく包んでくれる優しさがありやりやすかったと言い、そんな名古屋が好きだとも言ってました。

 舞台では八面六臂(ろっぴ)の活躍で出ずっぱりの3時間30分でしたが、終演後の自分へのご褒美として皆で一献、おいしいお酒を楽しみにしていました。

 楽屋にごあいさつに行くと、シャイで口数も少なかったですが、はにかんだ素敵な笑顔が思い出されます。

 闘病の報道を聞いたときは必ず再起して御園座の舞台にたってくれるものと信じていましたので残念で仕方ありません。

 本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。