志村さん出演の朝ドラ「対応検討中」 各局は追悼予定
29日に新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で亡くなった志村けんさん。NHKによると、志村けんさんは連続テレビ小説「エール」に作曲家、小山田耕三の役で出演予定だった。昨年12月から撮影に参加しており、直近では3月6日に東京都渋谷区のNHK放送センターであった撮影に参加していたという。志村さんは5月1日の放送回で初登場する予定で、収録済みの分についてはそのまま放送する予定だという。代役など今後の対応については「検討中」としている。NHKは30日夜、しのぶ番組として2018年5月28日に放送した「ファミリーヒストリー」の志村さん出演回を総合テレビで流す。
志村さんは日本テレビ系「天才!志村どうぶつ園」、フジテレビ系「志村でナイト」にレギュラー出演していた。「天才!志村どうぶつ園」は、次回4月4日に2時間スペシャルを予定している。日テレによると、一部内容を変更し、志村さんを悼む内容を放送するという。その後については、「制作過程についてはお答えしていない」としている。
フジテレビは、次回4月1日(3月31日深夜)に予定していた「志村でナイト」について、収録済みのものを放送するが、その後は未定としている。フジテレビでは、志村けんさんを偲(しの)んで、4月1日夜7時から「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」を放送する予定。
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