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 欧州旅行から帰国した学生を中心に、京都産業大で新型コロナウイルスの感染が広がった。人の往来が増える新年度のスタートを前に、各地の大学も警戒を強める。入学式は軒並み中止され、授業の開始時期を遅らせたり、教室での授業を取りやめたりする動きが相次いでいる。

 近畿大(大阪府東大阪市)は30日、前期授業の開始時期を5月7日以降にすると発表した。本来の予定から約1カ月遅い。授業が始まれば、約3万3千人の学生が広い範囲から通学してくることになり、「教室内での感染リスクを回避できない」と判断した。

 4月20日からはオンラインで一部の授業を実施し、課題も課す。新入生のオリエンテーションは4月中に少人数で実施していく。

 甲南大(神戸市)も新学期の開始を4月20日とし、2週間遅らせた。その後も対面形式の授業は30人以下のものに限り、座席も離す。学生食堂では対面して食事をしないようにイスの一部を撤去する予定だ。

 立命館大(京都市)は4月6日から春学期を始めるが、5月2日までの約1カ月間を「感染拡大防止期間」とし、教室での授業を取りやめる。学内システムで課題を配り、提出してもらう。同志社大(京都市)も春学期は4月7日からだが、教室での対面授業は同20日まで行わない。関西大(大阪府吹田市)も4月6~18日を原則休講にする。

 国公立大でも対策が進む。

 大阪大は4月9日から春学期に…

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