[PR]

 2018年9月に国内で26年ぶりとなる豚熱(CSF、豚コレラ)が岐阜県で発生して1年半。豚へのワクチン接種で養豚場での発生は止まったが、野生イノシシについてはジビエとしての利用ができない状態が続いている。イノシシ肉を主力にしていた猟師やジビエ業者は苦境の中で、鹿肉に活路を見いだし始めた。

 「鹿のハンバーグだよ。食べてって」。2月、関市の道の駅平成に猟師の野太い声が響いた。関市の猟師グループが開いた鹿肉の試食会。試食した人は「獣臭くなくてびっくり」「鹿肉のイメージが変わった」。猪島彩音さん(4)は「やわらかくておいしい」と喜んだ。会場には県職員も訪れ、「低カロリー、低脂肪、高たんぱく、高鉄分」と鹿肉の魅力をPRするチラシを配った。

 県は今年度の狩猟期間で、猟師や車にウイルスが付着したり、猟で刺激されたイノシシがウイルスを拡散したりする可能性があるとして、県内全域でイノシシの銃猟とわな猟を禁止した。実質的にイノシシ猟はできない状態が続く中で、ジビエ加工場・かみのほ・ジビエ(関市)の代表を務める漆畑善道さん(73)は「いつになったら今までのようにイノシシ猟ができるのか。まったく先が見えない」と嘆く。

 豚熱が発生する前、扱うジビエ…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

【10/13まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら