都知事、バーなどへの出入り自粛要請 独自支援策も検討

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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都小池百合子知事は30日夜に緊急の記者会見を開き、夜間に営業しているバーやナイトクラブなどへの出入りを自粛するよう、都民に求めた。こうした飲食店や宿泊施設などを対象に、都独自の支援策に乗り出す方針も明らかにした。小池知事は「今がまさに感染拡大を抑えられるかどうか重大な局面」と訴えた。

 小池知事は会見で「最近は感染経路が不明な方が増えている」とした。そうしたケースでは、夜間から早朝にかけて営業しているバーやナイトクラブ、酒場など接客を伴う飲食店で感染したと疑われる事例が多発している、と述べた。会見に同席した厚生労働省対策本部の専門家によると、こうした感染者は都内で38人確認されているという。

 会見では、こうした店に加えて、カラオケボックスやライブハウスへの入店を当面控えるように若者にも求めた。

 小池知事は25日の記者会見で、平日はできるだけ自宅で仕事をし、夜間の外出を控える▽週末の外出を自粛することを求めていた。都は、こうした要請について4月12日ごろまでをめどとしている。

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